World at War 誌の第２０号で、付録ゲームは グロスドイッチュランド装甲師団の４つの戦いを作戦/戦術級のスケールでシミュレートした「Grossdeutschland Panzer Division」です。フルマップ２枚にカウンターシートも２枚と、通常のダブル・サイズとなっています。ゲーム・スケールは１ターン＝６時間、１ヘクス＝５５０ヤード（約457m）、１ユニット＝中退規模です。
ゲーム・システムは大隊HQ毎に用意されたチットをランダムに引き、該当する大隊が移動・戦闘などのアクションを行うというものです。戦闘は砲兵以外は隣接したユニット同士で戦闘比で解決しますが、戦闘を解決する際に両軍がイベント・チットを引き、結果をその戦闘に適用するという点がユニークです。本ゲームでは大隊HQのチット引きでは独ソ両軍に差は見られないのですが、このイベント・チットの内容で指揮や熟練度などの差を表現していると思います。
シナリオは４本収録されており、いずれも専用のハーフマップを使用します。メジャーな「クルスク」以外のシナリオは「Akhtyrka（１９４３年）」「Mischurin-Rog（１９４３年）」「Lutchessa Valley（１９４４年）と」いずれもマイナーな戦場がシナリオ化されています。
カウンター未切断の未使用品です。全般的に特に目につく様な汚れなどは無く、美品だと思います（特に本誌はデザイン上白い箇所が目立つのですが、沁みや退色などは見られません）。
和訳をお付けします。