手巻き PAF系ハムバッカー アウトレット (Gibson Duncanからのリプレイスに!) PURE-BUCKER

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商品情報

*はじめに年末年始(12月31日(場合によっては30日かも知れません)~翌年1月3日)は郵便局が閉まっており発送が出来ませんのでそのタイミングで落札頂いた場合には郵便局の営業再開後の発送となりますこと何卒ご了承下さいませ。
手巻き PAF系ハムバッカー (Gibson Duncanからのリプレイスに!) PURE-BUCKERの出品になります。当方自身のハンドメイド品ですのでとりあえずPURE-BUCKERと名付けさせて頂いております。(仮名)*なお、ボビンの表面や金属パーツには製作に伴う擦り傷、小傷がございます。ご容赦下さい。(特にボビン材ブチレートは比較的柔らかめの樹脂という事もあり部材仕入れ時から表面にスレや小傷などがある場合がございます。)
基本的に資金的に余裕のある時期にコイルをまとめて数スプール仕入れたのちその中でも基準を満たした個人的に最も納得のいくコイルが手に入った時のみ製作&出品をしております。(基準を満たしたコイル残量および作業時間の関係でこの価格設定とさせて頂きます。ご容赦下さい。)
こちらはここ3年間(2019~2021)で物色してきたアメリカ(2社)、ヨーロッパ(2国各1社ずつ)製の42ゲージプレーンエナメルコイルの中から、エナメル皮膜の乗り・コイル線径の両面において個人的に最も納得のいったコイルを厳選して巻いております。
AWG42のプレーンエナメルコイルは規格線径の長さが0.0026(0066mm)~0.0028(0.071mm)となっており、その誤差はエナメル皮膜の乗りが左右するのですが、私個人的にはその僅かな誤差が音の太さ(特に1~3弦)や中域の厚みや艶に影響影する様に感じております。
これまで10年程、自宅にてハムバッカーを製作&当オークションに出品させて頂いておりましたが、2019年頃から精錬技術の発達と比例してか、それまで輸入していたアメリカ(MWSおよびMOJOTONE製:こちらは現在生産終了)のエナメルコイルの線径が徐々に細くなってきており、昨年末に現地工場スタッフにメールにて倉庫内在庫を調査して頂いた結果、一般的な42ゲージ規格内においては最大線径の物でも0.069mmの物しか製造されていないとの回答でしたので、それ以降はアメリカ国内の他工場(もう一社)およびヨーロッパ(2カ国)の方で物色しては実験を繰り返しておりました。
その結果今回、0.071には及びませんが0.07mmの物をどうにか確保出来ましたので今回はそれで巻いております。
写真7枚目がここ数年間に物色してきたコイル達の写真となりますが、出品物はピックアップ2個のみとなり、写真7枚目のコイル達は付属致しませんのでご注意下さい。
基本的に完成後は手持ちのダブルホワイツP.A.F(以下のブログに写真載せてます。http://takabon25.seesaa.net/article/480799611.html)と何度も比較試奏したのち個人的に納得のいった物のみ出品させて頂くという形となります。(納得がいかない物はバッサリコイルを切ったのち、またシコシコ巻き直します。)
コイル巻きは初期のPAFの製造工程同様(オリジナルP.A.Fと初期ナンバードはSlug 101というワインディングマシーン+指送りで巻かれておりました。)、細かく速度調整が可能なワインダー(巻き線機)+コイル指送りで、コイルが伸びない必要最小限かつ均一なトルクを保ちつつも、巻きムラが起こらぬようコイルの残像が見える程度の超低速にて指先の感触のみを頼りに、1ボビン2時間程かけて丁寧に巻いております。(俗に言う手巻きというものです。)
逆に不安定なトルクかつこの巻き時間を節約すると(1ボビン数分~数十分などで巻きますと)あまり良い物が出来ないというのがここ最近悟った事ではあります。
使用するワインダーはツマミで巻き速度がかなり細かく調整出来るタイプの物を使っておりますので、終始均一なトルクを保持しつつもコイルが伸びない超低速で巻く事が可能です。(巻きの作業時間においては手動巻き、機械巻きに関わらずに何処の業者さんよりも時間を掛けているものと自負しております。)
また、このオリジナル工程ですと手巻きの際に最も重要視されるコイルガイドを行う右手のみに全神経と意識を集中させる事が出来ますので、右手の工程が粗雑になり難いという点が、最も大きな利点かと思われます。(逆にこの右手のガイド調整が粗雑になりますと、コイル間に空気が入り込みハウり易くなると同時にインダクタンスにも乱れが生じ、音色に雑味が入りますので…。)
巻きのテンションや速度、巻き方、巻き上がりの形状で同じコイルでも全く別の音になりますのでかなり奥の深い世界ではあります。
当たり前の材と当たり前の工程を踏んで製作した余計な味付けの無い純粋なハムバッカーをコンセプトとしておりますのでどうしてもPUREは付けたかったという経緯がありますが、リンディーフレーリンから出ているPurePAFと名前が似ておりますが、それとは全く別物となりますのでその点、御注意下さい。google検索では上記(リンディー)と名前が似ている以外は既存品で被り名はヒットしませんでしたが、もし既存の物で同じ名前の物がありましたら質問欄よりご指摘頂ければ別の名前に変更しますので宜しくお願いします。*写真に写っております巻き線機は証拠写真という意味合いだけで付属はいたしませんのでご注意下さい。商品はピックアップ2個のみです。
巻き数は巻き数多めの59年製ダブルホワイツPAFに近い(抵抗値から逆算)組み合わせで巻いておりますが、ダブルホワイツはどちらかというとハイゲインかつ中域寄りだと感じましたので今回はそれよりも左右ボビンの巻き数を50ターンずつ減らし個人的に最も好みだと感じた60~61年製のパワーとニュアンスとが両立したP.A.Fをモデルとして巻いております。
なお、ハムバッカー最大の欠点であるハムキャンセル時の副作用(左右のコイルから出る信号の相殺)を最小限に抑える為には、左右の巻き数に差を付けるのが最も手っ取り早い方法なのですが、その場合ゲインを上げるにつれ生じる中域のブリブリとした音の段差(これをレンジが広くなったと表現する方も居られるみたいです。)が私個人的にどうしても気になり好きになれませんでした。その為、巻き数を同じにしつつも信号相殺を最小限に抑える為に今回はコイルの巻き方に少し工夫を凝らしつつ巻いおります。(いわゆるオフセット巻きというものです。)これにより、あくまで私の聴覚上ですが、巻き数に差をつけずにオフセット効果と似た効果を得られたと感じております。
リード線は前後共に30cm程です。
マグネットはPAFと同じ仕様のun-orientedアルニコⅤマグネット(59年頃から登場)を搭載。(磁曲線が1方向のみでは無く他方向にランダムに発生したものです。)
弦間ピッチはフロントリアともにギブソンピッチの49.2mm。
カバーはニッケルシルバーをチョイス。
取り付けネジ2本はお付けしますが、バネは切らしており付属できませんので落札者様御自身でご用意頂きます様お願い致します。
音出し確認であればハンダ付け無しで行って頂けるかと思いますのでボビンを確認頂く為にハンダ付けはせずに発送致させて頂きます。気に入って頂ければ落札者様ご自身でハンダ付けして頂ければと思います。
最後に、ハンドメイド品という事もありますので、音が気に入らない場合はいったん商品受け取りボタンを押して頂いたのち(そうして頂かないと入金処理がされない仕組みとなってしまいましたので・・・)、到着後7日以内かつ リード線がカットされておらず、カバーもハンダ未接着またトラブル防止の為、返送は追跡機能のある方法でお願い致します。(レターパックプラスで結構です。)
発送はレターパックプラス(送料全国一律)を予定しております。落札代金と送料の合計金額の御負担をお願い致します。
土日および祝日は郵便局が閉まるのでその場合は週および祝日が明けてからの発送となります。それではご検討頂けますと幸いです。
最後に、マグネットやコイルに関する同じ質問が多いので過去に頂いた質問とそれに対する答えをコピペしておきます。(質問者さんのIDは伏せてます)
質問2 投稿者:●△□ / 評価:288 (評価の詳細)3月 28日 20時 15分失礼します。アルニコ磁石では磁力線がランダムに出る事などありえないと主張される方が居られるのですが、実際のところどうなのでしょうか?A 回答3月 28日 20時 42分実在します。私以外の有名所だとThrobakさんが使ってますし。 そもそもアルニコは私の知る限りでは2から5まで元々磁力線が様々な方向に多方向に発生しているのですが、 アルニコ5のみ生成後の特殊な電磁処理で一方向のみの磁束密度を高くした物が市販されている大半だと理解してます。 (それらは基本的に超高域が耳に刺さる印象を受けます。)逆にこの電磁処理が行われていない物が私の使用しているun-orientedアルニコ5 (磁力線が多方面に発生)となります。一方でアルニコ2などはこの処理を施してもしなくても全てun-orientedと なります。御不安なら 「アンオリエンテッド アルニコ」で検索されると色々出て来ますので参考まで。
Q質問3 投稿者:●△□ / 評価:288 (評価の詳細)3月 28日 20時 51分回答頂き有難うございます。 ではエナメルコイルは実在するのでしょうか?その方いわく「今出回っているものはウレタン塗装で色だけを似せているものがほとんどです。実際Gibson社は1960年代前半からポリウレタン線を使い始めております。」との事ですが・・・。 また、「エナメル皮膜は年功劣化が早くひび割れから内部の浸食が進み抵抗値が上がりやすく突然断線する可能性も高い」とも言われていますが実際のところどうなんでしょうか?A 回答3月 28日 21時 01分確かにギブソンは60年代中盤(?)辺りから従来のエナメル皮膜からウレタン皮膜のコイルに仕様変更しており、その代表格が過渡期のスクエアウィンドウやその後のT-Topとなります。 ただ、近年の57クラシックやバーストバッカー、カスタムバッカーでは原点回帰しエナメルコイルを使っている筈ですが・・・。 少なくともスペックにはそう書かれていますし、PAF系を謳う有名所のPAFクローンはほぼエナメルコイルだと思いますが・・・もしその方の説が正しいのであればギブソンもダンカンも嘘をついている事になりますね。 私自身はスプールのラベルを見て頂けば分かる通りエナメル(厳密にはブラックエナメル)を使ってますのでご安心下さい。
Q質問4 投稿者:●△□ / 評価:288 (評価の詳細)3月 28日 21時 05分回答有難うございます。では2番目の質問(エナメルコイルの寿命)についてはどうお考えでしょうか? 重ね重ねお手数おかけ致します。A 回答3月 28日 21時 15分ウレタン皮膜、エナメル皮膜に関わらず、搭載したギターの保管状況もしくはピックアップのコイルがむき出しになっているか否がその寿命を左右すると思います。 外気が直接触れるスクエアウィンドウかつカバーオープンなQ質問5 投稿者:●△□/ 評価:288 (評価の詳細)3月 28日 21時 44分回答有難うございます。 その御所持されているP.A.Fの出品予定はありますか?もし宜しければ写真だけでも拝見したいのですが・・・。A 回答3月 28日 22時 33分今のところ出品の予定はありません。 周波数特性の把握のみが入手目的ならば手放しても良いのですが、実際にアンプヘッドフォン直で自作品をテストする際に 聴覚的な比較テストをしてみないとどこまで本物に肉薄出来たかが判断し辛いので。(8~9割近づけたかな?水準の物しか出品しないようにしてます。)6個のうち一個しかネタにしてませんが、10年程ヤフーブログで書いていたブログをseesaaに移植しましたので写真はそちらから。http://takabon25.seesaa.net/article/480799611.html
ここ1~2年よりも前の過去製品の音の評価はこちらを参照頂ければと思います。https://auctions..co.jp/jp/show/rating?userID=mura_jun_rock

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